SICは様々な特性を併せ持つ素材で、セラミック業界と耐火素材業界には欠かすことのできない重要な素材です。
セラミックカーバイドはシリコンカーバイドをベースに、様々な用途に応じて幅広いバリエーションを持った製品が製造されます。全製品に共通するのは、シリコンカーバイド独自の卓越した特性です。
製品は、その種類ごとに異なった特性が効果を発揮します。
- ケイ素結合によるシリコンカーバイド
- 再結晶シリコンカーバイド (RSiC)
- 窒化結合もしくは酸窒化結合シリコンカーバイド (NSiC)
- シリコン浸潤シリコン・カーバイド (SiSiC)
- 焼結シリコンカーバイド (SSiC)
- 流体相焼結シリコンカーバイド (LPS-SiC)
結合の種類と割合が、多種多彩なシリコンカーバイドの特徴を決定する鍵となっています。
窯の中で使用する支柱やサヤ鉢や棚板もその一例です。
研磨剤や耐火材の分野では、標準仕様の粒子と並んで特別仕様の粒子も使用されています。
サイコロや坩堝に適したESK-SIC
坩堝や窯の内壁材やサヤ鉢には、熱電導性が高く、かつ熱膨張率も低く、さらには化学的耐性も高いSICが最適です。
SICでできた鋳造金物用フィルターは量子跳躍によって、
鋳造技術分野で高品質を保証してくれます。